2017年06月08日

北朝鮮が、対艦ミサイルを発射したようだ。

 今朝(8日朝)、北朝鮮は、対艦ミサイルと思われる飛翔体を発射したようだ。

 このミサイル発射が意味するところは、表面的にはメディアの報道通り、2日に国連の安保理で決議された、「北朝鮮に対するさらなる制裁」だとするのが、妥当だろうが、このミサイル発射は、当の米国および韓国、日本など同盟国には何の意味も持たない。
 もっとも、これを北朝鮮の国内向けの行動であるならば、それなりの意味はあるだろう。

 しかし、これほどまでに北朝鮮が対抗心を表明するには、ある種の覚悟があるか、「絶対に攻撃をされることはない」との空虚な自信が背後にあるとしか考えられない。この分析には、時間が必要なのは言うまでもないことだ。
 ただ、何の意味も持たない地対艦ミサイルの発射と言うのは、あまりにも愚かであるといえる。
 つまり、対艦ミサイルに対しては、米国の艦艇および、海上自衛隊のイージス艦は、すべて撃墜できるのである。
 その迎撃システムは、まず、ミサイルが発射されたことを各艦艇のレーダーが察知するうと、ジャミングといわれる妨害電波を出して、そのミサイルの進行方向を変更させる。つぎに、SM3を発射して迎撃をし、それでも撃ちもらしたミサイルについては、まず、護衛艦の主砲である速射砲で迎撃し、それで撃ちもらしたミサイルに対しては、デコイ(フレア)と呼ばれる目くらましを出しながら回避行動を採ると同時に、近づいたミサイルについてはCIWSで迎撃するのである。こうした高度にコンピュータで管理されt迎撃システムをかいくぐって艦に命中する対艦ミサイルなど、ないと言えよう。

 こうして考えて行くと、今回の北朝鮮の対艦ミサイルの発射は、「安保理の制裁決議への反発」と「国内の戦意高揚」の意味が主たるものであろう。

 我が国の安全にとって、今回の北朝鮮の対艦ミサイルの発射は、何の意味ももたない。ただ、対艦ミサイルを撃つということは、そのまま、弾道ミサイルも、いつでも発射することができる、という意思表示でもあろう。
 また、韓国のソウルは、いつでも攻撃されうる、ということを強く自覚する必要があろう。備えがすべてである。


この記事を参照のこと










posted by キッドマン中佐(a) at 09:47| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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